〈富山グラウジーズ・Bリーグ〉絵馬に優勝「信じ抜く」 藤永主将ら必勝祈願 開幕戦へ準備着々
バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の富山グラウジーズが5日の開幕戦に向けて順調に準備を進めている。30日は富山市内で練習を公開し、必勝祈願を行った。絵馬に「優勝」と誓いを込めた藤永佳昭主将は「信じ抜いて達成する。苦しい時もチーム一丸になれるよう、ぶれずにやっていく」と意気込んだ。 【写真】必勝祈願に臨む富山の選手やスタッフ=富山市の奥田神社 5選手が新たに加わった新生グラウジーズ。就任1年目のダビー・ゴメスヘッドコーチ(HC)の下、守備に力を入れて速いバスケットを目指している。 富山で通算8季目となる宇都直輝は「今までで一番いい雰囲気なんじゃないかな」とにこり。言葉が壁となりがちな外国籍選手もしっかりと意見を聞いて主張するとし、「一方通行でなく、分かるまで聞き出してくれる」とコミュニケーションを深めている。 ホームで迎える開幕節の神戸ストークス戦について、ゴメスHCは「最初の8秒ですぐにスコアにつなげたい。神戸は遅いバスケットをするので、相手のリズムを崩したい」と勝機を見いだす。 ホームアリーナの富山市総合体育館近くにある奥田神社では、高堂孝一社長や選手、スタッフ約30人が1年でのB1復帰へ、必勝祈願に臨んだ。 初めて絵馬を手にしたゴメスHCは「全員が健康にシーズン最後まで戦えるように」と英語で書き、「お互いのことを大事にして、プレーオフのファイナルに絶対に行く」と話した。