結婚を考えている彼氏(30歳)が「保険」に一切加入してないと知ってビックリ!せめて「都民共済」に加入してもらったほうがいいですよね?
万が一の事態が起きたときに備えるうえで、 保険は有用な存在です。自分だけでなく家族の生活を守るためにも、状況に応じて必要な保険に加入しましょう。 本記事では、結婚を考えているものの、彼氏が保険に一切加入していない点を不安に感じている女性の不安について解説します。
独身30代は医療保険・生命保険に入るべき?
保険の本質は、起こる確率は非常に低いものの、もし実際に起こってしまうと自分や家族の生活が破綻してしまうリスクに備えるものです。 例えば、扶養家族がいて十分な資産がない状況で自分に万が一のことが起きると、家族の生活が破綻するリスクがあります。この場合、死亡保険に加入して残された家族の生活を守るイメージです。 30代で独身の場合、基本的に医療保険や生命保険に加入する必要性は薄いでしょう。そもそも公的医療保険があれば、自己負担は3割で済むうえに守るべき家族がおらず、仮に死亡したとしても経済的に困る人がいないためです。 しかし、結婚して守るべき家族が増えたら状況は変わります。資産状況に応じて、民間保険や都民共済をはじめとした手段でリスクに備えましょう。
都民共済ならお得? 加入の際に考えるべきポイントとは
多くの人が「取りあえず都民共済」といわれる大きな要因は、保険料(都民共済では掛金と呼ぶ)が安く、バランスのよい保障を受けられる点です。 例えば、満18~64歳の健康な方が加入できる生命共済の「総合保障型」は、入院から死亡までバランスよく保障しています。最も人気がある「総合保障2型」は、月々の掛金が2000円で以下のような保障を受けられます。 ・事故による入院1日目から184日目まで:1日当たり5000円 ・病気による入院1日目から124日目まで:1日当たり5000円 ・事故による通院14日以上90日まで:通院当初から1日当たり1500円 ・交通事故による後遺障害:1級 660万円~13級26万4000円 ・不慮の事故(交通事故をのぞく)による後遺障害:1級400万円~13級16万円 ・交通事故による死亡・重度障害:1000万円 ・不慮の事故(交通事故をのぞく)による死亡・重度障害:800万円 ・病気による死亡・重度障害:400万円 上記のように、都民共済は保障がパッケージ化されています。必要に応じて、医療特約や新がん特約などの特約を付加して、手厚い保障を用意することも可能です。 結婚した当初は、都民共済でもほとんどのリスクに対応できるでしょう。つまり、結論として都民共済への加入は十分「アリ」といえます。 ただし、都民共済は死亡や高度障害への備えがやや薄いデメリットがあります。例えば、結婚した当初は都民共済でリスクに備え、子どもが誕生したら民間の掛け捨て型の死亡 保険に加入して保障を手厚くする方法が考えられるでしょう。 都民共済に加入したあとも放置するのではなく、状況に応じて保障を追加することが大切です。
まとめ
独身のころは保険への加入が不要でも、結婚後はリスクへの備えを考える必要があります。万が一の事態が起こったときに生活が破綻するリスクがあれば、保険や共済への加入を検討すべきでしょう。 都民共済は、コストを抑えながらバランスのよい保障を得られるメリットがあります。結婚して間もないころのリスクを軽減する手段として、有用な方法といえます。 出典 東京都民共済生活協同組合 都民共済 生命共済総合保障型 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部