「白馬岩岳マウンテンリゾート」の新しいゴンドラ登場 10人乗りスピードアップで輸送力1.8倍に!
テレビ信州
北安曇郡白馬村の「白馬岩岳マウンテンリゾート」では、建設を進めていたゴンドラリフトが完成し19日、竣工式が行われました。乗車時間もこれまでより1分以上短縮し、さらなる集客アップを目指します。 20日、ウインターシーズンの営業が始まる白馬村の「白馬岩岳マウンテンリゾート」。 スキー場の集客だけに頼らない通年で楽しめる「世界水準のオールシーズンマウンテンリゾート化」を掲げ、夏場の魅力を強化。今年のグリーンシーズンは過去最高となるおよそ25万5000人が訪れました。そして、この冬、新たに誕生するのが…。 総額およそ21億円を投じ、おととしから建設を進めていた新しいゴンドラリフトです。20日からの本格稼働を前に関係者にお披露目されました。 新しくなったゴンドラリフトは10人乗りで速度がアップ!山頂駅までこれまでは8分かかっていたところ1分以上短縮されます。 小椿希美アナウンサー 「ゴンドラ内は広々としていて一面景色が見えるようになっています。そして何より暖かいです」 これまでのゴンドラは、1986年から稼働していて、老朽化が進んでいました。新しいゴンドラリフトは1時間あたり「2460人」と輸送力が1.8倍に。大型連休など混雑が予想される時期の輸送力不足解消が期待されています。また、山頂エリアには、スキーやスノーボードをしない人でも楽しめるエリアも新たにオープン予定で、今年は、去年の14万7000人を超える集客が目標です。 岩岳リゾート星野裕二社長 「これが新たなスタートだなということで引き続き地元に愛されるゴンドラを目指して、スキーをやる人やらない人、ボードをやる人やらない人、全てのお客さまをお迎えできればなと思っています」 38年間、スキー場を支えてきたこれまでのゴンドラに別れを告げあすから新たなゴンドラリフトとともに今シーズンが幕を開けます。