テニス＝レーバー杯、欧州選抜と世界選抜の初日は痛み分け
［ベルリン ２０日 ロイター］ - 男子テニスの欧州選抜と世界選抜による対抗戦、レーバー・カップ（杯）は２０日、ベルリンで大会初日を迎え、２勝２敗の五分に終わった。 シングルスではステファノス・チチパス（ギリシャ）、グリゴル・ディミトロフ（ブルガリア）が勝利を収めるなど欧州選抜が２勝１敗とリードを奪ったが、最後のダブルスで世界選抜のテーラー・フリッツ、ベン・シェルトン（ともに米国）組がアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）、カルロス・アルカラス（スペイン）組を７─６、６─４のストレートで下し、イーブンに戻した。 ダブルスを制したフリッツはコートインタビューで「プレッシャーのかかるなか、われわれは２人とも本当にいいサーブを打てた。ベンのサーブがものすごく良かったので、ボレーを打たずに済んだ。それが大きかった」と試合を振り返った。 一方、シングルスで白星を飾ったディミトロフは痛みを抱えながらのプレーを強いられ、「肉体的には厳しい、うそはつけない。いいテニスができている感触はあるが、体がこれ以上ギアを上げることは許してくれない」と吐露した。
