西日本短大付、山下航輝の劇的な決勝3ランで3年ぶり7度目の夏切符 福岡大大濠は35年ぶりの聖地に届かず【高校野球福岡大会】
◆第106回全国高校野球選手権福岡大会決勝 西日本短大付5―2福岡大大濠(24日、北九州市民球場) 西日本短大付が5―2で福岡大大濠を破り、3年ぶり7度目の夏の甲子園出場を決めた。同点の8回に山下航輝が右翼席への決勝3ランを放った。福岡大大濠は35年ぶり4度目の夏切符にわずかに届かなかった。 ■西日本短大付が福岡大会を制す!【トーナメント表はこちら】 福岡大大濠は柴田獅子、西日本短大付は村上太一が先発した。 福岡大大濠は初回2死二塁から柴田の適時打で1点を先制。西日本短大付も2回1死から斉藤大将の三塁打と安田悠月の適時二塁打で同点とした。 福岡大大濠は5回、2安打と犠打などで1死一、三塁として、高田大賀の左犠飛で1点を勝ち越した。西日本短大付も直後に福岡大大濠の2番手平川絢翔から1死二、三塁として、古賀海凪の中犠飛で再び追い付いた。 西日本短大付は8回に安打と敬遠四球などで2死一、二塁の好機をつくり、山下が右翼席への3ランを放って突き放した。
西日本新聞社