「限界に挑戦している」62歳のトム・クルーズが、若さを保つため「低温療法にドハマり中」
『ミッション:インポッシブル』シリーズや『トップガン』シリーズで、年齢を感じさせない究極のアクションを見せているトム・クルーズが、アンチエイジングに夢中になっているという。若さを保つために62歳にして、低温療法を行っているそうだ。 【写真】六本木の高級和食店で舌鼓を打ったトム・クルーズ クルーズは、スタントマンを使わず、ビルの屋上からから隣のビルへ飛び移ったり、自らヘリや戦闘機を操縦し、飛行中の飛行機の翼に立ってから空中にダイブするなど、究極のスタントをこなしている。一方で、若々しさを保ち、新陳代謝を高めるために、自宅に凍結治療器を設置して毎日体を凍らせていると、米サイト『RadarOnline.com』が報じた。 ◆脂肪を燃焼させ、コラーゲンを増加 「“コールド・セラピー”(低温療法)とも呼ばれ、極低温で、皮膚疾患や運動中の怪我などの医学的問題を治療する療法といわれています。この方法は脂肪を燃焼させ、コラーゲンを増加させて肌の弾力を改善し、より若々しさを保つ方法にもつながっているといわれています」(女性誌記者) クルーズは日常的に低温療法を使用するため、自宅に『クライオセラピー・チャンバー』と呼ばれる凍結治療器を設置しているという。 あるクルーズの関係者は同サイトに、 「生物学を用いて自身の身体がより効率良く機能するようにする、“バイオハッキング”がトムの大きな関心のひとつです。自然を出し抜くというアイデアが大好きで、常に最新の科学に目を通し、体調を維持し、さらに若く見える方法を常に研究している」 と明かした。さらに、 「文字通り毎日、低温療法によって自分を凍らせており、朝コーヒーを10杯飲むよりも優れていると、自分自身を納得させている」 と付け加えた。 ◆ー140度まで冷たくなる アスリートの間でよく行われているクライオセラピー(全身冷却療法)のセッションは5分以内で終わるが、クルーズは時間に上限を設けるようなことはしないという。クルーズはこの低温療法を 「数百歳まで長生きするのに役立つ」 と信じているという。 クルーズが使用しているマシンは-140℃まで冷たくなり、クルーズは、 「限界に挑戦している」 と自慢しているという。さらに肌を若々しく保つために、数週間ごとに液体窒素フェイシャルを受けているといわれる。 だが、トムの身近な人たちは、彼の低温療法への“ドハマり”ぶりに 「怯えている」 という。 関係者は『RadarOnline.com』の取材に対し、 「トムは自分が高齢になってもスタントをやり遂げられる優れた人間だと本気で信じていている」 と指摘したうえで、 「トムがアンチエイジングを過信しすぎて、自分の身体の能力を超えたスタントに同意し事故が起きれば、莫大な代償を払うことになるのではないかと恐れている」 と語った。 今夏のパリ・オリンピックでは、スタジアムの屋根からワイヤーでフィールドに降りて、オートバイに乗りパリの街を疾走するという派手なアクションを見せたクルーズ。アクションスターとして健在なところを見せたが、ファンのためにも、アンチエイジングに熱中しすぎないほうがよさそうだ……。 文:阪本良(阪本良(ライター、『東京スポーツ新聞社』元・文化社会部部長)
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