「セルライトやべーな」と言われトレーニング開始 しなやかで「ただ細いだけ」じゃない肉体を作り上げた32歳
「他人と比較」しやすい現代だからこそ「ボディメイクは自己満でいい」
葉山さんの理想はメリハリのあるボディ。自分の理想に年々近づき、嬉しい言葉をかけられることも。 「ゆくゆく目指す身体は『CYBERJAPAN DANCERS』のミカちゃんのような、しなやかな筋肉で、細すぎず引き締まった美しい身体です。『細いだけの身体』が果たして本当にいいのか。それよりも私は健康的にメリハリのある身体作りをしていきたいと思っていたんです。その後トレーニングを継続していくうちに、自分はもともとコンプレックスだらけで自分に自信のないタイプでしたが、『愛理さんのような身体になりたいです!』と言われたときはとても嬉しかったですね」 以前はコンプレックスだらけだったが、トレーニングやボディコンテスト挑戦がきっかけで次第に自分への自信がついてきたと語った葉山さん。「自分自身を信頼することでポジティブに変われる」と教えてくれた。 「今はSNSが発展していてどうしても人と比べる行為をしてしまいがちです。そうして『この人は私よりも細い……』『私よりも綺麗……』などと自分を責めてしまいがちです。ですが、ボディメイクは自己満足でいいと思うんです。自分がなりたい身体になり、自分自身を幸せにしてあげることが大事なんじゃないかなと思います。また、大会でも同じことだと感じます。どうしても順位がついてしまう競技だけど、順位にとらわれずに自分自身を表現したり、なりたい自分になることが大事です。なので、いつも私が大事にしていることは、『ライバルは自分!』ということです。大会競技で結果が出ずに苦しむ人は、人と比べない勝負の仕方を理解するともっと楽しくなるし、もっと自分らしくなれると思います。人の目ばかりを気にするのではなく、自分への絶対感と、自分自身を信頼することによりポジティブ思考になります!自分らしく健康と美のバランスを保ちながら、自分を愛して生きていくことができればいいと思います」
取材:FITNESS LOVE編集部