「こたつ列車」今シーズンの運行開始、「なもみ」も登場 三陸鉄道
三陸鉄道(石川義晃社長)は14日、リアス線久慈-宮古駅間で冬の名物企画「こたつ列車」の今季の運行を始めた。沿岸北部に伝わる「なもみ」も登場し、列車の旅を盛り上げた。 家族連れら22人が久慈駅から乗車。掘りごたつでくつろぎながら海の幸を味わい、車窓から三陸の景色を楽しんだ。 トンネル内に入ると突然、消灯。暗がりから2体のなもみが「ドン、ドン」と足音を響かせて現れ、「悪い子はいねえが」と乗客に迫った。 今季のこたつ列車は来年3月23日までの土日祝日を中心に1往復運転する。