笑って過ごせる新年に/「笑い竹」門松作りピーク 青森・黒石
今年も残すところ10日余り。青森県黒石市西馬場尻の高橋造園では、正月用の門松作りがピークを迎えており、良き新年を迎えられるようスタッフらが精魂込めて作業に当たっている。 作業は、雪囲いの仕事が一段落した10日ごろから開始。青々とした竹の周りに松やユズリハ、葉ボタンなどを飾り付けていく。竹の切り口が笑ったように見える縁起の良い「笑い竹」で、最も大きな特注品は3メートルもの高さがある。 地元黒石市をはじめ弘前市、青森市などの商店や飲食店、施設、保育園などから40組の注文を受けており、作業は年末まで慌ただしく続く。 同園の髙橋晃司さん(49)は「来年も皆さんが明るく健康で過ごせるようにと、願いを込めて作っています」と話していた。