強制で始めた人は「若い時に面白さに気づいていれば…」と感じがち? ゴルフにハマる人とハマらない人の違い
ハマったからといって上達するとは限らない
友人や家族にゴルフを勧める際は「強制しない」ことが何よりも大事です。自分がゴルフを楽しんでいる姿を見せることで、相手にも「面白そうだな」と思わせることがポイントになります。 ゴルフは最初に「面白い!」と感じるかどうかがハマるかどうかの分岐点です。最初から上手に打てる人なんていませんから、ミスしてもスコアが悪くてもとにかく励まし続けると「面白い!」と感じる可能性が高まります。 ただ、ゴルフの難しいところは、面白さにハマって熱心に練習しても、右肩上がりで上達していくとは限らない点です。 コロナ禍でゴルフを始め、ゴルフの面白さにハマり、今では年間50回以上ラウンドに行っているゴルファーが筆者の周りに何人もいますが、練習量やラウンド数と腕前が比例している人はほとんどいません。筆者も含めて大半がヘタの横好きです。 でも、野球やサッカーなどの団体競技はヘタだとチームの足を引っ張りますが、ゴルフは個人競技なのでプレーの進行さえスムーズであれば誰にも迷惑をかけません。 ゴルフは大人になってから始める人が圧倒的に多いスポーツで、子ども時代に経験したスポーツによって上達しやすさが異なります。 したがって他人と比較するのではなく、自分なりの目標を設定しながら達成感を味わったり、絶望感に打ちひしがれたりするのが、ゴルフにハマり続ける秘訣のような気がします。
保井友秀