【国際女性デー】生理痛、我慢してない? 痛くなったら気にしてほしいコト
■男性も理解を
──生理痛がひどくて休みたいけど職場などで言いにくい… 男性もいる環境ではなかなか言いにくいこともあるかもしれませんが、女性ならだれもが関係ある生理のことは知ってもらうのがいいと思います。子宮や排卵の仕組みを知れば、生理痛がわがままや甘えじゃない、体の仕組みとして起こることだということが理解できると思います。性別関係なく理解を深めることも大事です。
■我慢しないで相談しよう!
──痛いのはしようがないですよね 生理は本来痛くないものです。人によっては痛みを感じる場合がありますが、「よくあることだからたいしたことない」などと考えて、その痛みを軽んじてはいけません。 ▽低用量ピルなどでの治療 月経困難症の場合、保険診療で低用量ピルや黄体ホルモン剤などの処方を受けられることがあります。低用量ピルは服用すると排卵を抑制でき、子宮内膜が増えるのを防ぎ経血の量を減らす、痛みを和らげる効果などがあります。低用量ピルは血栓症のリスクもあるため、なるべく対面で診療を受け、適切な処方につなげることも重要です。また、低用量ピルが使えない人は他のホルモン剤が使える場合があるので、相談してみてください。 生理に関する悩みは多くの人が経験するものです。病気を見逃さない、自分の生活をより豊かなものにするためにも、痛み、異変を見過ごさず、受診や相談をすることが大切です。