【韓国ドラマ】切なくて胸がしめつけられる「ラブロマンス」
台湾の大ヒット作を韓国流にリメイクした作品「いつかの君に」。タイムスリップ×ミステリーラブロマンスという組み合わせは、思いっきりきゅんと切なく胸しめつけられたい人におすすめ。 【写真】胸キュン必至!見逃せない韓国ドラマ
「いつかの君に」
「いつかの君に」は、“時超え” ルールがかなり複雑。通常のタイムトラベルものを想定して見始めると、かなりな迷宮に迷い込んだまま出て来られなくなるやもしれないので要注意したい。 ということで、まだ観てない方には予習がてらにそのサクッとした流れをご紹介いたしますね。ヒロインに扮するのは演技派女優のチョン・ヨビン(ドラマ「ヴィンチェンツォ」「グリッチ -青い閃光の記憶-」)。彼女が演じる36歳のITキャリアのジュニは、1年前に最愛の恋人ヨンジュン(アン・ヒョソプ)を飛行機事故で亡くしたばかり。バリバリ仕事をこなしているように見えるジュニだけど、実はその悲しみから立ち直れないでいるという設定で、そんな彼女に送り主不明のカセットテープが送られてきたところから “時超え” の物語がスタートです。
ヒロイン役のチョン・ヨビン(左)と、ヨンジュン役のアン・ヒョソプ(右)。Netflixシリーズ「いつかの君に」独占配信中
テープに刻まれていたのは、19歳で早逝したソ・ジウォン(実在した歌手)の'90年代ヒット作「涙をあつめて」なのですが、これが時超えのキーとなる重要アイテムで、この曲を聴いていたジュニがタイムスリップすることから一気に物語が展開し、俄然面白くなっていくという(2話まではよくあるメロドラマか?という印象が強く、ここで視聴を止めてしまう人も多いので、ぜひ3話までは頑張って観てください!)。 曲を聴きながら眠りに落ち、目覚めた自分の目の前にいたのが、亡くなったはずのヨンジュン! ところが、このヨンジュンは高校生で名前もナム・シホンというらしい。え? てことは別人なのか? なのにヨンジュンとしか思えないジュニ。そのジュニもどうやら高校生になっていて、名前もミンジュというらしい。え、え、え~。ジュニが昔にタイムスリップして、ヨンジュンの飛行機事故を防ぐという単純な私の読みをあっさりと覆すその展開。しかもスリップしたのは1998年。つまり計算するとジュニは若干11歳? ということは……?