本玉真唯 マッチポイント7本凌ぎ全仏オープン予選初戦突破<女子テニス>
全仏オープン予選
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は21日、女子シングルス予選1回戦が行われ、予選第13シードの本玉真唯が世界ランク228位のC・チャオ(カナダ)を7-5, 5-7, 7-5のフルセットで破り、予選初戦突破を果たした。 【西岡 良仁らオープン・パルク組合せ】 3試合に勝利すれば26日に開幕する本戦への出場権が手に入るこの予選。 全仏オープンでは初の本戦入りを狙う24歳で世界ランク114位の本玉。予選1回戦、シーソーゲームとなった第1セットでは3度のブレークに成功し先行する。 第2セットでもブレークの奪い合いとなるなか、本玉は第10ゲームのサービスゲームで1度マッチポイントを握るも、ここから逆転を許しセットカウント1-1に追いつかれる。 ファイナルセット、第2ゲームでブレークを許した本玉だったが第3ゲームでブレークバック。しかし、第1・第2セット同様にブレークの奪い合いとなり、直後の第4ゲームでブレークされる苦しい展開に。 ゲームカウント3-5で迎えた第9ゲームではチャオに7度マッチポイントを与えるがこれをすべて凌ぎ切る驚異の粘りを見せる。その後訪れたこのゲーム1度目のブレークチャンスを決め土壇場で追いつく。 勢いに乗った本玉は第11ゲームでブレークに成功。2時間56分の死闘の末に接戦を制した。 本玉は予選2回戦で世界ランク229位のC・ディヌ(ルーマニア)と対戦する。ディヌは1回戦で同929位のP・オルメチェア(アルゼンチン)をストレートで下しての勝ち上がり。 同日には予選第9シードの内島萌夏が世界ランク226位のJ・ミクルスキーテ(リトアニア)をストレートで破り、予選2回戦進出を決めている。