「中古のクラシックカーを綺麗にすれば値段が上がる」「半年後に5%上乗せした金額を支払う」ウソの説明で投資持ちかけ約4億円だまし取った疑い 自営業の男を逮捕
兵庫県内でクラシックカーの修理・再販売をめぐり、「投資すれば利益が上乗せされて戻ってくる」などと嘘を言い、男性から約4億円をだまし取ったとして東京都の自営業の男が逮捕されました。 逮捕された東京都渋谷区の自営業、室﨑泰夫容疑者(42)は、兵庫県西宮市の会社役員の男性(48)にクラシックカーの修理・再販売の投資を持ちかけ、「半年後に5%上乗せした金額を支払う」などと嘘を言い、去年2月と3月の2度に渡って合計3億9950万円をだまし取った疑いが持たれています。 室﨑容疑者は犯行当時、神戸市東灘区で会社を経営し、中古車販売や車の修理などをしていて、被害者の男性はその顧客だったということです。 警察が男性の相談を受け被害が発覚。 男性によると、室﨑容疑者は「中古のクラシックカーを購入して修理し、綺麗にすれば値段が上がる」という趣旨の儲け話を話していたということです。 警察が捜査したところ、実際に車を購入した形跡がなかったため、逮捕に至りました。 警察の調べに対し、室﨑容疑者は「弁護士と相談してから説明させてください」と認否を保留しているということです。 警察は室﨑容疑者について、ほかにも同様の被害相談を受けていて、被害総額が少なくとも10億円を超えるとみて、余罪を調べています。
ABCテレビ