「初めてのコンタクト選び」で注意したい3つのポイント
視力が悪い人にとって強い味方のコンタクトレンズ。現代では着用する事で、目の色や黒目の大きさを変えることができるカラーコンタクトまで登場し、使用用途は多岐にわたっています。 【イラストで解説】疲れ目にも効く"ひねるだけ"エクササイズ そんなコンタクトを使う中で1dayコンタクトを2日間使用したり、コンタクトを付けたまま寝てしまうといった経験がある方も多いのではないでしょうか。私たちが、長年使用してきたなかで間違っている事や、コンタクトを付けてはいけない時についてコンタクトレンズECサイト「レンズアップル」を運営する、株式会社パレンテ代表取締役の吉田忠史氏に話を聞きました。 ※本稿は、吉田忠史著『いつも使っているコンタクトレンズのことを、あなたはほとんど知らないかもしれない あなたの大切な目を守る40の方法』(アスコム)より、内容を一部抜粋・編集したものです。
長年使っている人がよく間違っていることとは?
突然ですが、コンタクトライフを今楽しんでいる皆さんにお聞きしたいことがあります。 今、お使いのコンタクトは、いつから使っていますか?さまざまなコンタクトユーザーに話を聞いていると、「特に困っていないから、最初に勧められたものを何年も使っている」など、度数は都度変えても、同じ商品のコンタクトを使っている人が非常に多いように感じています。 なかには、10年同じコンタクトを使い続けているという、一途な人もいました。 「別に、よく見えているし」 「慣れているもののほうが安心」 確かに不具合がなければ問題ないかもしれませんが、長年同じコンタクトを使い続けることで、もっと快適なコンタクトライフを送るチャンスを自ら逃している可能性があります。 なぜなら、私がこの業界に入り13年。その間だけでも技術開発が進み、コンタクトはかなり品質が高くなっているからです。車にたとえるなら、エアコンもなく、ハンドルを回して窓を開けていたのが、エアコンやパワーウィンドウが標準装備で、iPadなどを車載モニターにできちゃう、というくらいの進歩です。 コンタクトの技術は日進月歩。今まさにこの瞬間にもあなたにぴったりなものが開発されているかもしれません。また、企業努力で、価格をできる限り抑えているブランドもあり、性能は変わらなくても、値段が今よりも安くなるというケースも出てくるかもしれません。 5年以上替えていないという人は、「ハード」「ソフト」「1day」「2week」といった垣根を越えて、ぜひ一度、新しいコンタクトはどんなものがあるのか、インターネットや店頭で調べてみてはいかがでしょうか。