パリ五輪への高ぶりは「まだそんなにない」、細谷真大はGL初戦へ牙を研ぐ「練習からいい緊張感を持ちながら」
U-23日本代表のトップスコアラーが照準をパリオリンピックに合わせている。FW細谷真大(柏)は「(気持ちの高ぶりは)まだそんなにない。だけど徐々に来ると思っているので、練習からいい緊張感を持ちながら」と気持ちを整えていた。 【写真】伊東純也がイメチェン「やっぱこうでなくちゃ」「カッコいい」 大岩剛監督体制で発足当初からチームのエースとして君臨。しかし今シーズンはクラブで得点が奪えないまま、今年4月~5月のU23アジアカップでも無得点に苦しんだ。すると、パリ五輪行きを懸けた準々決勝、準決勝で連続ゴール。8大会連続12度目の五輪出場に大きく貢献した。 チーム最多12得点を誇る点取り屋は、本番まで自らの武器を磨いている。背後への飛び出しについて「隙があれば狙っていきたい」と意欲をのぞかせる。「動き出しの良さは自分の武器。見ていてくれる選手もたくさんいるので、練習から続けていきたい」。ともに戦い続けてきた戦友のパスを受け、ゴールを狙うつもりだ。 17日に行われたパリ五輪前最後のテストマッチ・フランス戦は後半からの途中出場。14日のJリーグを終えた翌日に発ったこともあり、疲労は溜まっていた。いまは「しっかりケアを含めてできている」とコンディションに自信。残り3日でやってくるグループリーグ初戦・パラグアイ戦に向け、自らの役割に集中していた。