統計不正で特別監察委が再調査報告(全文1)隠蔽行為があったとは言えない
今回の報告書の位置付けは?
NHK:すみません、NHKの【マツイ 00:18:48】と申します。まず1点なんですけど、今回の報告書の位置付けなんですが、原因の究明に関しては中間的なものというふうに【していらっしゃいますか 00:18:55】、それともこれが最終的な【****00:18:57】というふうに【***00:19:00】するのか教えていただきたい。 樋口:われわれのこの特別監察委員会に課せられましたミッションがあるというふうに思っております。そのミッションでございますが、これどこにございましたかね。本委員会は、今般の実態を明らかにし、再発防止策を検討すべく全力を注ぎやってきたわけであります。そのミッションに向けてやってきたわけでございます。その中におきましても、特に3つの点に不適切な要件、不適切な情報といったものを絞ってやってまいりました。その3つというのがですね。すいません。3つの【何を****00:20:19】。 今般の事案の事実関係および責任の所在を確認することを目的としまして、対外的な説明が実態と相違している疑義があるケース。そして統計法上の手続きについての疑義があるケース。統計の専門的な視点から合理性を欠いている疑義があるケース、これらなど、統計法違反等を不適切な取り扱いが行われているケースを調査の対象として調査し、そして報告書を取りまとめたということでございます。 これらについて、今、指摘されているような事案につきましては、いろんな調査方法、ヒアリングでありますとか、ドキュメントに基づいて調べるとか、というような形でできる限りのことをやってきたというふうに考えております。ただし、またこの何か新たな問題が指摘されたりというようなことになれば、必要性に応じて調査を続けるということも考えておりますし、特に今後の再発防止策についてというのも。今回につきましては、この省内でできることというようなことでやってまいっておりますが、政府全体としても一方でこれに対する取り組みといったものが今、検討されているというふうに考えます。これらも併せて、必要性があればその調査を継続していくというようなことになるかと思います。 【書き起こし】統計不正で特別監察委が再調査報告 全文2に続く