【陸上】田中希実はシニア2kmに出場「すごく良い状態で準備はできた」目標は世界クロカン代表入り/日本選手権クロカン前日会見
第107回日本選手権クロスカントリー、第39回U20日本選手権クロスカントリー(2月25日/福岡・海の中道海浜公園)の前日会見が2月24日、福岡市内で行われた。 今井正人 現役ラストレースは持ち味の粘りと攻めの走りを!「これまでの経験すべてを出し切りたい」/日本選手権クロカン 今大会は世界クロスカントリー選手権(3月30日/セルビア・ベオグラード)の代表選考会。シニア女子2kmに出場する田中希実(New Balance)は、「しっかり自分の力を出し切り、優勝を目指して、(世界クロカン代表の)権利を勝ち取りたい」と力を込めた。 1月14日の全国都道府県対抗女子駅伝後、ケニアでの合宿を経て、2月に入って米国の室内競技会に出場。その後は沖縄で「スピードを強化するような」トレーニングを積み、「すごく良い状態で準備はできました」と充実ぶりをうかがわせた。 この大会は3年ぶり3回目の出場。過去2回は8kmだったが、今回は世界クロカンに男女混合リレー(8km/男女各2人が2kmずつ走る)の出場を目指して2kmにエントリー。以前、世界クロカン(10km)に出場した時に「楽しそうだなって思いながら見ていた種目」と明かした。 また、3月1~3日のグラスゴー世界室内選手権3000mの代表に選ばれており、「世界室内に向けて福岡は2kmが良いかな」と田中。初のクロカン2kmレースに向けて「自分自身が楽しめることが大事」と話していた。
月陸編集部