パリ・パラ陸上女子400メートル7位入賞 佐々木真菜選手 福島市の庭塚小で報告会 夢への挑戦呼びかけ
パリ・パラリンピック陸上女子400メートル(視覚障害T13)で7位に入賞した佐々木真菜選手(27)=東邦銀行=の入賞報告会は22日、佐々木選手の母校である福島市の庭塚小で開かれ、児童や地域住民が健闘をたたえた。 全校児童や庭塚地区の住民ら合わせて約90人が出迎え、湯田公夫校長があいさつした。 佐々木選手は緊張に包まれた予選、地面が揺れるほどの大歓声の中で58秒35をマークし7位入賞を果たした決勝の様子を紹介した。 ここ2年間、思うような記録が出ずに苦しんだ経験にも触れ、後輩たちに「成功と失敗を繰り返して人間は成長する。さまざまなことに挑戦し、夢にたどり着けるよう頑張って」とエールを送った。 児童代表の佐藤葵空(あいら)さん(6年)が「堂々と走り切る姿に勇気をもらった」、庭塚地区区長会の斎藤周夫会長が「4年後にまた壮行会ができるよう練習に励んでほしい」とねぎらった。地区から佐々木選手に花束が贈呈された。
(県北版)