〈金沢ポート・卓球Tリーグ〉首位・東京に初勝利 吉田、複・単で2勝
●小松で2連勝 卓球のノジマTリーグ2024―2025は27日、小松市末広体育館で行われ、男子の金沢ポートはリーグ6連覇中の首位・木下マイスター東京と対戦し、3―1で勝利した。昨季、リーグに参入した金沢が東京に勝つのは初めて。ホーム2連勝で通算成績を3勝6敗とした。 第1マッチのダブルスはチェン・ジンチーと吉田雅己のペアが松島輝空・吉村和弘組に挑んだ。第1ゲームを落としたものの、第2ゲームは吉田の強打がさえ、取り返す。6―6から始まる最終ゲームはいきおいそのままに5連続得点で制し、チェン・吉田組がペア初勝利を挙げた。 第2マッチは田中佑汰が松島に何度も追い付く粘りを見せ、2―2で最終ゲームを迎えた。6度のジュースまでもつれたが、最後は振り切られて敗れた。第3マッチはカン・ドンスが萩原啓至に対し、硬軟織り交ぜた攻撃で攻め立て、3―2で白星をつかんで再びリードする。 第4マッチは吉田と横谷晟が一進一退の攻防を繰り広げるが、吉田が要所で強気に攻め、ストレート勝ちで勝利を決めた。最後の得点が決まると532人の観衆とともに選手らが喜びを爆発させた。2勝を挙げた吉田は「ホームの声援を力に変えることができた。振り切ってやろうと、前向きに考えていたことがよかった」と語った。 次戦は11月4日、敵地で岡山リベッツと対戦する。