古江彩佳はパリ五輪出場へ「大事なメジャー」 西郷真央はメジャーで米ツアー初優勝へ「全力で」【シェブロン選手権】
古江彩佳「すごくいい状態」
◆米国女子プロゴルフ メジャー第1戦<シェブロン選手権 4月18~21日 ザ・クラブ at カールトンウッズ(テキサス州) 6824ヤード・パー72> 【動画】「優勝争い希望」 今季メジャー初戦に挑む渋野日向子&古江彩佳の“激レア”オフムービー これが実際の映像です
米国女子プロゴルフのメジャー初戦「シェブロン選手権」が18日に開幕。開幕前日の17日に米ツアーを主戦場とする年間ポイントランキング3位の古江彩佳と、日本ツアー6勝の西郷真央が意気込みを語った。
今夏のパリ五輪出場を目標に掲げる古江彩佳は「それに向けてはすごく大事なメジャーかな」と五輪出場の選考基準になる世界ランキングを上げるチャンスだと考えている。 6月24日時点で同ランクの日本勢上位2名が出場権を得るが、現時点で畑岡奈紗(18位)に次ぐ2番手の22位と圏内。ただ、笹生優花(25位)や山下美夢有(26位)が背後に迫っており、気が抜けない戦いが続いている。 今季ここまで4度のトップ10入りを果たしている古江。「うまく上位争いができて、すごくいい状態だと思いますけど、優勝がもう少しってところで届いていないので、そこをもうちょっと意識していきたい」と意気込む。
西郷真央は3月以来の実戦
日本ツアー6勝で22歳の西郷真央は米ツアーメンバーとして初のメジャー。「ツアーメンバーとしてもう一度ここに来られた事はうれしいです。しっかり気を引き締めてがんばりたい」と力が入る。 3月「フォード選手権」(予選落ち)以来の実戦。「ショットの調整もそうですけど、一番はグリーン周りの引き出しをもう少し増やすために、ちょっとしたロフト角やライ角の調整ができた」と、道具の細かな調整にも時間を費やした。 前年の同大会は4日間を戦い11オーバー65位で終えている。その経験を糧に「グリーンはなかなか止まりづらかったり、ショートホールもグリーンの縦幅が短く止まりにくいので、しっかりとセーフティーに。難しいホールはパーを拾いながらコースマネジメントしていきたい」とコース攻略の道筋を立てる。 「しっかり予選を通過して、上位で戦えるように全力でがんばりたい」とメジャーで米ツアー初優勝を目指す。 古江は日本時間の21時59分に、西郷は同21時37分に、ともに10番からスタートする。 なお、この大会の模様はWOWOWにて連日中継される。
e!Golf編集部