路上や学校内で女子生徒ら盗撮、63歳職員と24歳臨時講師を懲戒免職 兵庫県教委
兵庫県教育委員会は26日、路上で盗撮をしたとして県教委の男性職員(63)と、学校内で盗撮をしたとして丹波市立中学校の男性臨時講師(24)=性的姿態撮影処罰法違反罪などで起訴済み=を懲戒免職にしたと発表した。 【写真】JR三田駅で盗撮相次ぐ 現場はエスカレーター 県教委によると、男性職員は10月、三重県伊賀市の祭りを撮影中、中学生ぐらいの女性の下着をスマートフォンで撮影したとされる。別の日に大阪府吹田市内での写真撮影を巡って吹田署員がスマートフォンを調べる中で発覚し、同署が逮捕。その後釈放した。 男性臨時講師は9月30日から10月15日にかけて、勤務する校内の更衣室にペン型カメラを仕掛けて女子生徒が着替える様子を動画撮影するなどしたとされる。 ほかに、芦屋市立小学校の女性職員=懲戒免職処分=が約470万円を着服した問題で、出納管理を怠っていたとして、同校の男性校長(48)を減給10分の1(1カ月)とし、バイクで重傷事故を起こした伊丹市立小学校の女性教諭(58)を戒告処分とした。(鈴木雅之)