「出来レースにしか思えない」話題のタイプロ、現役参戦に漂う大人の事情感 微妙知名度の3人は噛ませ犬か
■“菊池風磨構文”が大バズリ
また、STARTO社の「俳優部」は舞台では活躍しているが、一般層からの知名度はグループとしてデビューしたタレントと比べると格段に低いため、 《俳優部の方々が映画にテレビに引っ張りだこ!みたいな有名人ならワンチャンあるけど、「はて…?」みたいな知名度だもんな》 といった厳しい声も寄せられている。 「7月の時点で、菊池さんは現役STARTO社タレントが後に参戦すると予告していたのですが、実際に入ってくると、やはり荒れましたね。知名度的にまだまだ微妙な3人を人気コンテンツに参加させて露出させる“大人の事情”的な見方もあり……なんとも微妙な感じです。 ただ、『タイプロ』の配信で“俳優部”の3人は、やはり俳優ではなくアイドル、アーティストとしてのデビューに夢を抱いている、という本音を吐露。最後のチャンスに全力でぶつかりたいという本気の姿勢でオーディションに臨んでおり、彼らが参加したことで候補生15名の空気は引き締まった感じです。 視聴者の声にもあるように、3人の中から合格者が出るのか、それとも番組を盛り上げるために投入された“噛ませ犬”として終わってしまうのか、もしくは本気のガチンコバトルが繰り広げられるのか――『タイプロ』は大人気コンテンツだけに、強い関心が集まっていますね」(女性誌編集者) 『タイプロ』は発表当初から賛否両論のプロジェクトであり、それだけに注目度も高かった。timeleszは今年11月16日にデビュー13周年を迎えたキャリアのあるグループだが、旧ジャニーズ事務所時代を含めて、STARTO社のグループがデビュー後、追加メンバーを募集するというのは前代未聞の出来事だったからだ。 また、メンバーの菊池が歌詞を忘れた候補者に対して「歌詞忘れてるようじゃ無理か。歌詞はね、入れとかないと」と注意する姿、言い回しが“菊池風磨構文”としてネタにされてSNS上で大バズリ。そのことでより、オーディションの注目度は上がった。 「timeleszが11月30日の『ベストアーティスト2024』(日本テレビ系)に出演した際には、司会の嵐・櫻井翔さん(42)が『タイプロ』でのフレーズ“殻やぶれよ!”を引用して、timeleszにエールを送っていましたね。 そうして盛り上がっている一方で、良くも悪くも菊池さんがリーダー的な存在として進行しているプロジェクトのため、菊池さんが示す姿に不満の声が噴出したこともありました」(前同)