『踊る大捜査線』続編報道…「おじ」役でブレイクした織田裕二と柳葉敏郎がOKを出した心境の変化
「以前は控室に用意する飲み物は織田さんが指定したもの以外はダメだとかいう話もあり、気難しい人というイメージは確かにありました。実際会ってみるとそこまでではありませんでした。 最近はだいぶ丸くなって、スタッフと接するときも笑顔ですし、ぶつかったなんて話は聞こえてこないですね。新しい役にも挑戦しています。’23年は、おじさん執行官を演じた『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(フジテレビ系)で評価が上がりました。もう青島のイメージは払拭されたと言っていいでしょう」(キー局ドラマ制作プロデューサー) 一方、敵役だった柳葉といえば、織田と不仲説が出ていたこともあり、そのために続編を拒んでいるのではないかという噂が出たりもしたが、フジテレビの関係者によれば、 「お互い性格が違う二人ですから、そんなに親密になったということはありませんが、かといって仲が悪いということはありません。織田さんがギバちゃんの演技にダメ出ししたとか、ギバちゃんが何かのイベントの時に織田さんのことを聞かれ、“嫌いだから”と冗談で言ったことが広まったみたいです」 だそうで、「不仲」は真っ赤なウソ。ただ、柳葉が室井役をやりたがらないという噂はあながち間違ってはいなかったようだ。 「’11年に『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)にゲスト出演した際、メンバーが噂を柳葉にぶつけたところ、柳葉は体で表現をして芝居をするのが好きだったのに、眉間に皺を寄せて微動だにしない室井役が大嫌いだったと告白。撮影中にプロデューサーに『俺には無理だから(室井を)殉職させてくれ』と頼んだというエピソードを語っていました」(前出・テレビ誌記者) しかし、第1話目を観た奥さんから「この役かっこいいね」と言われ、続けることを決意したという。 そんな柳葉も、今年はNHK連続テレビ小説『ブギウギ』での“ダメ親父”役が好評を博し、若い世代にも人気が出てきている。再ブレイクの予感がすると同時に『室井慎次』のイメージは薄くなった。新たな気分で臨む“眉間に皺を寄せて微動だにしない”演技を見たいファンは多いだろう。 渋みを増した二人の共演、いや対決が見られるとなれば、続編への期待は増すばかりだ。
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