『踊る大捜査線』続編報道…「おじ」役でブレイクした織田裕二と柳葉敏郎がOKを出した心境の変化
映画『踊る大走査線』第5作目となる続編の撮影が’24年2月にクランクインするという報道が相次いでいる。 【この女性が織田裕二の奥さん...?】思わず二度見!超貴重な織田裕二と妻の「夫婦2ショット」写真 同作品は、’97年に放送が始まった同名ドラマシリーズ(フジテレビ系)の映画版である。舞台はフジテレビのお膝元、東京・お台場にある架空の警察署。事件が起きて、主人公の警察官が犯人を逮捕するまでを描くという定番の刑事ドラマだ。 「本庁と所轄署の駆け引きや署内の権力争い、エリート警察官僚と所轄刑事の対立などを描いた、それまでの刑事ドラマとは一線を画したドラマでした。織田裕二(56)が演じる元敏腕営業マンが脱サラして警察官となった『青島俊作刑事』と、柳葉敏郎(62)が演じる警察庁長官官房審議官『室井慎次』の対立と駆け引きが売りの一つでした。 異色の刑事ドラマは初回こそ視聴率は低かった。その後、右肩上がりで視聴率は上がり続け、放送終了後にはスペシャル版と番外編が制作されました。さらに映画化されることになったのです」(テレビ誌記者) 映画は’98年に公開された『踊る大捜査線 THE MOVIE』以降4本が制作され、’03年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は、日本の実写映画としては歴代最高の173.5億円を叩き出し、記録はいまだに破られていない。 続編が2月にクランクインとなれば、来年中には公開されるはず。『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(’12年9月7日公開)以来11年ぶりのこととなる。 それにしても、多くのファンが望んでいたにもかかわらず、なぜ続編が作られなかったのか。 「織田さんの代表作はと聞かれれば誰でも『踊る大捜査線』を挙げます。それだけ“青島刑事”のイメージが強い。織田さんはイメージが定着するのを危惧していたと聞きます。制作サイドが続編制作を打診してもOKが出なかったのはそのせいじゃないでしょうか」(映画配給会社社員) また、織田は出演する作品の制作過程で“こだわり”が強いことでもよく知られていた。 「当時は尖っていましたね。仕事熱心ということでしょうが、演出や台本で納得のいかないことがあると、撮影が中断することがありました。スタッフとぶつかることもあり、『織田さんとは仕事をしたくない』と言い出すスタッフもいたそうです」(ドラマ制作会社スタッフ) その織田も50歳を過ぎてだいぶ丸くなったという。