近江・山田陽翔「京都国際・森下から『頑張ってくれ』」 センバツ
第94回選抜高校野球大会は第7日の25日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、新型コロナウイルスの感染者が出た京都国際の参加辞退により近畿地区補欠1位校から繰り上げ出場した近江(滋賀)が聖光学院(福島)を7―2で破り、準々決勝に進んだ。近江のエース右腕の山田陽翔(はると、3年)の試合後のコメントは次の通り。 【近江vs聖光学院 熱戦を写真で】 ◇先制点は「すごく反省」 (点数は)70点くらいです。前の試合(1回戦)と同じ立ち上がりになった。先制点を相手に許すという同じことを繰り返してしまったので、すごく反省したい。初回から低く低くと意識していたが、フォームに無駄な力が入っていた。二回から8分の力から7分の力に変えて、打たせていくようにした。何かを変えないとズルズル行くと思って、自分なりに思い切って変えてみた。球数87球は(完投した)公式戦で一番少ないと思います。先を見ると足をすくわれるので、きっちり次の一戦を勝ちたい。 (参加辞退した京都国際のエースの森下瑠大投手は)中学校の時から何回か試合をしていて、良い選手なので記憶に残っていた。高校に入ってSNS(ネット交流サービス)を通じてしゃべるようになった。京都国際の辞退が決まり、自分たちが出ることになって「頑張ってくれ」と声をかけられた。 (校歌を歌い終わった後に三塁側の聖光学院ベンチに一礼したが)スポーツの世界で相手にリスペクトを表したいと思ってやっている。新チームになってから、自分がやったことでチーム全体がやるようになった。 ◇全31試合をライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。