デビュー30周年の国民的バンド、1999年末で解散予定だった 存続決定の裏話に共演者も爆笑
TAKURO家にての新年会で…「これ、GLAYじゃねえか!!」
ロックバンド・GLAYのTAKUROが3日、テレビ朝日系『EIGHT-JAM』(日曜午後11時15分)にVTR出演。過去に解散の危機があったことと共に、解散を免れた理由を明かし、スタジオ出演者たちをほっこりさせた。 【写真】「遺伝子スゲェ」「スタイル良すぎ」の声…TAKURO&14歳長女の2ショット 今年でデビュー30周年のGLAYは北海道・函館で結成された。現在もメンバーは仲良しで知られ、2023年には公式サイトでTAKUROが「先日、函館に帰った時も毎日、TERUと一緒に遊んでいた」と公表したほどだ。 そんなGLAYに解散の危機はなかったのか。インタビュアーが質問すると、TAKUROは「ドームをやって、20万人(GLAY EXPO’99 SURVIVAL)もやって、レコ大までもらって……」と1999年を回想。大躍進の年だった一方、「その内側としては、バンドとしては疲れていた」そうだ。その上、「業界の流れはこっちだから、GLAYも流れに乗りなさい」との指示。「俺たち4人で話した時は、その流れには乗れない。『NO』だった」とし、それは「バンドとマネジメント及び業界との対立の縮図になっちゃう」と続けた。 「巨額のお金を生み出す。このまま同じようにやっていけば安泰だ」。それでもGLAYは「音楽を純粋にやりたい」。決定的に「意見が分かれた」ことで、メンバーは「そこまでGLAYを汚されるのであれば、もう辞めよう」と決断し、「99年の大みそかで解散は決定していた」とのこと。 だが、正月にメンバー4人でTAKURO家にて新年会を開催した際、TAKUROが「TERU、どうすんの?」と聞くと、TERUは「俺、もうちょっと歌いたいから、ソロアルバムを作る」と発言。「そうなんだ、俺たちどうしようかな」などと他のメンバーが考える中、TERUから「TAKURO、曲書いてよ」とのオファーがあり、「全然、いいよ」「じゃあHISASHI、ギター弾く?」「じゃあJIROも誘わないと悪いじゃないか」と話が進み、「これ、GLAYじゃねえか!!」と気付いたという。 このエピソードには、スタジオも大笑い。アンタッチャブルの山崎弘也も「ほっこり面白い史上ナンバーワン」とし、「サイコーの話ですね」と頬を緩ませ続けた。
ENCOUNT編集部