ベネズエラ、Xへの通信遮断 マスク氏の政権批判投稿に反発
【サンパウロ共同】ベネズエラ政府は9日までに、米実業家イーロン・マスク氏が率いるX(旧ツイッター)への通信を遮断した。マドゥロ大統領が8日、10日間の遮断措置を発表していた。7月28日の大統領選後、マスク氏がXに「マドゥロ氏は恥を知れ」「大規模な選挙不正」と投稿し、独裁色を強める政権を批判。マドゥロ氏が反発していた。 マドゥロ氏は米メタの通信アプリ、ワッツアップについても、警察官や兵士の家族に対する脅迫に使われているとして国民に利用しないよう要求。代わりに中国の通信アプリ、微信(ウィーチャット)などを利用するよう訴えている。