その警察手帳はニセモノかも?元刑事が「写真の背景の色」「持ち方」など見分けるポイントを解説
岩手県警が公開した1枚の写真が話題となっている。 【映像】ニセモノの警察手帳(写真あり) 警察手帳のようなものを手に持つ男性の写真だが、実は真っ赤なニセモノ。相手はビデオ通話で警察手帳や逮捕状を見せたうえで口座情報を尋ね、金銭を要求してきたという。 岩手県内では警察官らを語る特殊詐欺の予兆電話は11月だけで350件を認知し、前の月から急増したという。 元徳島県警捜査一課警部の秋山博康氏は、本物の警察手帳との違いを指摘。「本物では写真の背景が青色で、下部には氏名・階級・6桁の職員番号が記載されている」と説明した。 さらに、警察手帳の持ち方にも注目。「こう上を持ってぶら下げる」と、手帳の写真部分を左右から指で挟み、ぶら下げるように持つとして、理由については「上(写真のある部分が)が倒れるため」と説明し「(写真のような)持ち方はちょっと不自然」と指摘した。 (『ABEMA的ニュースショー』より)
ABEMA TIMES編集部