トヨタ会長が長野で安全祈願 聖光寺で夏季大法要に出席
トヨタ自動車の豊田章男会長や佐藤恒治社長らが18日、長野県茅野市の聖光寺で交通安全を祈願した。グループ各社の幹部や地元関係者を含め、約130人が毎年の恒例行事である夏季大法要に出席した。 交通事故死者数は車の安全性能の進化などに伴いピーク時の約6分の1に減少したが、昨年は8年ぶりに増加に転じた。取材に応じた豊田氏は「安全はインフラ、利用者、車の三位一体でつくるもの。皆で安全な道をつくり、事故死をさらに減らしていく活動に協力してほしい」と呼びかけた。 聖光寺は1970年、トヨタと関連会社の発願で、交通安全祈願や慰霊のために建てられた。当時は事故死亡者が1万6千人を超えた。