私は寝る前にも、メーク前のスキンケアにもたっぷり使っていますね。下地の前、肌ケアするときに使うとファンデーションのノリが違います」

　梨花さんといえば、ナチュラルな素肌感が魅力の一つ。「この年齢で、このぐらいの肌だから、いいんじゃないかな」と気に入っている。

　「もう少しメークを重ねたいなという気持ちもあるけれど、重ねるのが合っていないみたい。皮膚が“呼吸”できていない感じがしてしまって。下地もファンデーションも美容液成分たっぷり、保湿力たっぷりのものを選んで、カバー力をあまり重視していないから、ナチュラルに見えるのかもしれないですね」

　◇引っ越しで4キロ減　「肩甲骨の運動」をできるタイミングで

　健康や美容のために優先して続けているのは、「重曹クエン酸水を飲むこと」「肩甲骨周りを動かすこと」。さらに「いまは“引っ越し痩せ”」だと明かす。

　「痩せにくくなっちゃったんですけれど、今回の引っ越しで4キロぐらい痩せました。荷造りと荷解だけじゃなくて、学校の手続きとかも大変で。いろんな引っ越し周りのことで痩せましたね。運動や食生活のコントロールをすごくやっている人みたいに見られるけれど、本当はやっていない方が多いんですよ。やっているように見えるからラッキーなのかな」

　そして、肩甲骨の運動をどれぐらいの頻度で何回ぐらいしているのかと聞くと、「それも“べき”なんですよ」と笑った。

　「“運動は朝にやるといい”といっても、朝はバタバタしていてできない。できなくて、あしたからやろう。そうすると、あしたの朝もバタバタしていてやらないの。だから、いつでも、何回でもいいんです。できるタイミングでやる。

　以前は、夕方に時間ができても、運動は朝やるべきだからと思って、半年、1年と過ぎてしまって。そうやって諦めてきたけれど、どこでもできることだったなって、いまは思いますね。本当は、納豆一つ食べるにしたって、いつ食べた方がいいとかありますけれど、いまは何にもやらないよりはいいだろうという精神でやっています」