<梨花>51歳、「人生で初めて“少し大人”になったかも」 引っ越しで体重4キロ減、愛用スキンオイルの商品化も語る
ブランド名は、「若くて美しいのは自然のいたずらに過ぎません。でも、年老いてなお美しいことは、芸術です」というエレノア・ルーズベルトの言葉をヒントに、名付けたという。
「ブランド名をどうしようかと考えているとき、この言葉に出合いました。この年齢になってみると救われる言葉だし、年齢を重ねていることの方に注目している点でブランドのコンセプトにしっくりきました。
50代になって昔の自分と比べたりとか、若い子と比べたりしても悲しいだけ。『シミとシワは、その人が歩んだ人生』とはいっても、やっぱり“きれいごと”だって思ってしまうこともある。そんなとき頭にスッと入ってきたんです」
新ブランドには、ほかの仕事とは違った役割をもたせたいと考えている。
「自分がメインで活動する場所のほかに、もう一つある小さくて大切な場所。商品を発売するのはきっかけにすぎなくて、みんなと深い話をしたり、共感したり、“自分自身の場所”みたいになれば、うれしいですね」
◇愛用歴4年以上の美容オイルが商品化 寝る前にもメーク前にも
「/r laje uneglerie」からは、自身が開発に携わり、4年以上にわたって愛用している美容オイルを商品化。「スキンオイル」として発売した。
ビタミン3種(*1)、保湿成分のセラミド3種(*2)、ハリとツヤを与えるクリスマムマリチマムエキス(*3)を配合した。オイルになじみがない人にも使いやすいサラッとしたテクスチャー。発売にあたって、新たにライム、レモン、コリアンダーの3種の精油から調香した。香りでリラックスしながら、気分もリフレッシュできそうだ。
「アパレルのあと、最初に作ったプロダクト。6年前、発売するかどうか分からない状態で開発を始めて、完成してから使い続けています。オイルが好きなので、重すぎず、軽すぎず、一年中つけられるテクスチャー。柑橘(かんきつ)系のなかにやさしい甘さの入った、大人っぽい香りに仕上がりました。