カツオのまち・鹿児島県枕崎市で十日蛭子祭 温暖化による不漁や燃料高騰で厳しい状況続く
鹿児島放送
漁業の安全や商売繁盛を祈る十日蛭子祭がカツオのまち枕崎市でありました。 1月10日の「十日えびす」の日に合わせ、蛭子神社で行われた十日蛭子祭。 漁業関係者など約70人が参加し、大漁と航海の安全を祈りました。 枕崎市漁協によると昨シーズンのカツオの水揚げ量は6万8千トンあまりで近年は温暖化による不漁や円安による資材・燃料の高騰が響いているということです。 ● 枕崎市漁業協同組合 市田恵八朗 組合長 「水産業にとりましては非常に厳しい時代でありますけど、この難局を乗り越えて水産都市枕崎を支えていきたいというふうに思っております」 枕崎では11日、毎年恒例のカツオの初セリが行われ約860トンの冷凍ガツオが水揚げされる予定です。