ロペデヴェガの種付け料が約2800万円へ大幅アップ!産駒に仏ダービー馬ルックドゥヴェガなど
アイルランドのバリーリンチスタッドが13日、けい養する種牡馬の2025年度の種付け料を発表し、ロペデヴェガ(牡17、父シャマーダル)は17万5000ユーロ(約2800万円)へ大幅アップとなった。今年は12万5000ユーロだった。 今年のロペデヴェガ産駒は仏1000ギニーをルーヒヤ、仏ダービーをルックドゥヴェガが制覇。ルックドゥヴェガは3戦無敗で仏ダービー馬となり、凱旋門賞へ向けたブックメーカー各社の前売り1番人気として大いに注目を集めた(秋はニエル賞3着、凱旋門賞13着)。他にもオーストラリアのコーフィールドCをデュークデセッサで制し、米国の芝路線ではカールスパクラーが活躍。日本ではエリザベス女王杯でホールネスが3着に好走した。英国の2歳戦ではゴドルフィンのシャドウオブライトがミドルパークS、デューハーストSでG1を連勝している。レーシングポスト電子版は同スタッドのジョン・オコナー氏のコメントを紹介。オコナー氏は「ロペデヴェガは世界的な種牡馬としての実力を証明し続けています。今シーズン、世界中のどの種牡馬よりも多くのG1馬、欧州クラシックホース、ブラックタイプホースを輩出し、最高レベルの実力を再び証明しました。2025年の産駒の登録数の減少と合わせて、種付け料を引き上げることになります」と種付け料の増額について、コメントしている。 また、同スタッドは19年の凱旋門賞馬ヴァルトガイストがドイツの種馬場に移籍することも発表した。