JR函館線 貨物列車脱線事故 国の運輸安全委が現地調査 運転見合わせ続く「少なくとも月曜日まで」
HTB北海道ニュース
道南の森町にあるJR函館線で貨物列車が脱線した事故を受け国の運輸安全委員会が現地調査に入りました。 前田愛奈記者) 「列車が停車している手前の踏切です。運輸安全委員会の調査官などが調査に入っています。」 16日午後2時半ごろJR函館線の森駅と石倉駅の間にある脱線現場に入った事故調査官2人はレールや車両を調べました。 運輸安全委員会 西本正人鉄道事故調査官) 「レールが折れた状態になっているので、なぜ折れたのか、いつ折れたのかを含めて調査していく。」 午前1時半すぎ札幌に向かう21両編成の貨物列車の非常ブレーキが作動し、貨車5両が脱線。 脱線現場の近くにある鷲ノ木道路踏切のレールと黒い踏板が無くなり線路同士にも隙間ができています。 JR北海道島村昭志常務) 「誠に申し訳ございませんが、現時点で運転再開の見込みが立てられないということで」 この影響でJR函館線の特急などが始発から運転を見合わせました。JR北海道は森と長万部の間は少なくとも月曜までは運転を見合わせるとしていてあす以降は長万部駅で特急に接続する代行バスを函館駅~長万部駅間で運行します。
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