1Wは「飛距離が伸びている」 岩井千怜は安定の14本で初の年間3勝
◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 最終日(27日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6650yd(パー72)◇曇り時々晴れ(観衆4752人) 【画像】 ZOZOチャンピオンシップの美味しそうなバイキングがこちら 岩井千怜が地元の埼玉県で自身初のシーズン3勝目を飾った。首位から出た最終日に6バーディ、2ボギーの「68」で回って通算16アンダー。ウィニングパットを沈めて沸き起こった大歓声に、両手を上げて笑顔で応えた。 3勝目をともにした14本は、今季2勝目をあげた5月「RKB×三井松島レディス」から変わっていない。「今週、飛距離が伸びている感じがしました」と、今季から投入するヨネックス「EZONE GTドライバー」への信頼は高まるばかり。3日間の平均飛距離は246.33ydで、開幕前日のプロアマ戦で同伴したツアー通算69勝を誇る樋口久子JLPGA顧問を「ここまで飛んでいる人、見たことないわよ」と驚かせた。 こちらも変わらず使い続けるオデッセイ「ホワイト・ホット ブラックシリーズ #5CS パター」も優勝をサポート。前半7番で4m、9番で5mと、微妙な距離のバーディパットを決め切りスコアを伸ばした。 トップを譲ることなく勝ち切った最終日のプレーを「90点」と採点。課題に挙げたのはこの日のパーオン率61.11%(11/18)のアイアンショットで、「精度がもう少し必要」と話した。次週の日米共催「TOTOジャパンクラシック」(滋賀・瀬田GC 北コース)は「絶対に優勝を目指したい」と意気込む。12月には来季の米女子ツアー出場権をかけた最終予選会に臨むだけに、勝って出場資格を得られた最高だ。
<最終日のクラブセッティング> ドライバー:ヨネックス EZONE GT(9度) シャフト:ヨネックス REXIS KAIZA-L(長さ45.5インチ、重さ50g台、硬さS) グリップ:パルマックス フェアウェイウッド:ヨネックス EZONE GT<2024年モデル>(3番15度、5番18度) シャフト:ヨネックス REXIS KAIZA-L(重さ50g台、硬さS) アイアン:ヨネックス EZONE GT<2024年モデル>(6番)、ヨネックス EZONE CB511 Forged(5番~PW) シャフト:ヨネックス REXIS KAIZA-i(8S) ウェッジ:ヨネックス EZONE W501(50、54、58度) シャフト:日本シャフト NSプロ 950GH neo(S) パター:オデッセイ ホワイト・ホット ブラックシリーズ #5CS ボール:ダンロップ スリクソン Z-STAR XV