「一斉にうその通報でSNS凍結」 稲村和美氏の後援会が告訴状提出 不特定多数のアカウントに対する偽計業務妨害の疑い
ABCテレビ
兵庫県知事選の選挙期間に「SNSアカウントがうその通報によって凍結した」として、落選した稲村和美さんの後援会が告訴状を提出しました。 前尼崎市長の稲村和美さん(52)は、兵庫県知事選挙に立候補し、当選した斎藤元彦知事(47)と13万票以上の差で落選しました。 稲村さんの後援会によりますと、後援会が運営するXの公式アカウントが選挙期間中の11月6日と12日に二度にわたって凍結され、投稿できなくなったということです。 後援会は、一斉にうその通報をされたことで凍結された疑いがあるとして、不特定多数のアカウントに対して偽計業務妨害の疑いで警察に告訴状を提出しました。 後援会はあわせて、「稲村候補が県庁建て替えに1000億円かける」などのデマも発信されたとして、公職選挙法違反の疑いでも告発状を提出したということです。 後援会の世話人を務める弁護士は。 (後援会の共同世話人・津久井進弁護士) 「Xのルールをひとつひとつ確認したが、ルール違反は一切なかった。国民的な議論になることを期待して、今回の告訴・告発に及びました」
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