キタノエクスプレスが好時計で快勝 国分優も納得の表情「早めに踏んで行った」【バーデンバーデンC/福島11R】
29日、福島メインのバーデンバーデンC(3歳上3勝クラス、芝1200メートル)は国分優騎乗の2番人気キタノエクスプレス(牡6・坂口)が鋭い末脚を発揮し差し切り勝ち。芝初参戦は今年1月(2勝クラス・2着)というおくてのスプリンターがオープン入りを果たした。勝ち時計はコースレコード(2005年6月=シルキーラグーン)に並ぶ1分07秒0(良)。2着には12番人気の伏兵エコロレジーナが入り、3連単は12万6820円の高配当となった。 芝転戦後4戦オール連対の勢いは本物だった。好位5番手追走から早めに進出を開始すると、あっという間に先行勢をかわし去って先頭でゴール板を駆け抜けた。 「能力があることは目に見えて分かっていました。本当はもうひとタメしても良かったですが、リズム良く行こうと早めに踏んで行きました。長距離輸送は初めての経験で馬体重(マイナス14キロ)は減っていましたが、付きっ切りで世話をしてくれた担当者の方に感謝ですね。馬もよく頑張ってくれました」と国分優はパートナーをねぎらった。
東スポ競馬編集部