山陰両県に大雨に関する警報 2日昼過ぎにかけて警戒 3連休初日は大荒れ天気
台風から変わった低気圧と前線の影響で、島根県、鳥取県ともに断続的に雨が降っていて、島根県(隠岐除く)と鳥取県中・西部に大雨や洪水の警報が発表されています。 (画像:気象庁HPより) 2日昼過ぎにかけて浸水被害、河川の増水や氾濫に、2日夕方にかけて土砂災害に警戒が必要です。また2日夕方にかけて竜巻などの激しい突風や落雷にも注意して下さい。 午前8時過ぎまでの24時間雨量は、島根県津和野で199ミリ、吉賀で195.5ミリなど200ミリ前後に達していて、島根県内27のアメダス地点のうち25地点で11月としては観測史上最大の24時間雨量を記録しました。また鳥取県でも16のアメダス地点のうち、日南や米子など4地点で11月観測史上最大を更新しました。 国土交通省では、江の川で水位が上昇していて、現在警戒レベル3を発表。これは、高齢者等避難の発令の目安となっています。また江の川の谷住郷水位観測所(江津市)では、2日12時頃に、「氾濫危険水位」に到達する見込みだとしていてで、今後避難指示の発令の目安である警戒レベル4相当となる可能性があるとして警戒を呼びかけています。江津市、川本町では浸水するおそれがあり、市町村からの避難情報に十分注意するとともに、適切な防災行動をとってほしいとしています。
山陰中央テレビ