大谷翔平が3試合連続マルチ安打 20号145メートル特大弾でリーグトップタイ浮上
◆米大リーグ ロッキーズ―ドジャース(18日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド) ドジャース・大谷翔平投手(29)が18日(日本時間19日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、1点を追う9回1死走者なしの5打席目に、左前打を放ち、3試合連続のマルチ安打とした。 初回先頭の1打席目は二ゴロに倒れ、5点を追う3回1死三塁の2打席目は一ゴロに倒れたが、三塁走者が生還して3試合連続となる打点が記録された。チームは4回までに先発のビューラーが7点を失い、苦しい展開になった。 それでも大谷は意地を見せた。5点を追う6回先頭の3打席目。大谷は2ボールから先発左腕・ゴンバーの甘く入ったスライダーを捉えると中堅へ打球速度113・0マイル(約181・9キロ)、打球角度30度で476フィート(約145メートル)の特大弾を放って見せた。複数の現地メディアによるとMLB全体の中でも今季最長で、自身昨年6月30日の493フィート(約150メートル)に次ぐ2番目の飛距離だ。ブレーブスのオズナに並んでリーグトップの20本塁打となった。 2打席連続アーチを狙った4点を追う7回2死一、二塁の4打席目は、右中間にライナー性の鋭い打球をはじき返したが、ダイビングキャッチを見せた相手中堅手のスーパープレーに阻まれて中直に倒れた。
報知新聞社