がんで右胸全摘の梅宮アンナ「がんらしくしとけ」誹謗中傷明かす 髪なくなりウィッグ、つけま装着し発信
乳がんを公表しているタレントの梅宮アンナ(52)が20日、ABMEA「ダマってられない女たち」に出演。11月7日に右胸の全摘出手術を受けたが、その前後に密着した映像が放送された。 【写真】丸刈りから髪の毛が少し伸びてきた梅宮アンナ 白髪交じりの短髪姿を公開 アンナは今年8月14日に乳がんを公表。「浸潤性小葉がん」でステージ3Aで、すでに抗がん剤治療を開始していることを明かした。8月24日には抗がん剤治療のため、「ほとんどの髪の毛がなくなった」と報告している。番組の密着では「髪の毛なくなっちゃうんだったら、抗がん剤するのイヤかも」と思ったことを告白。「髪の毛洗った瞬間、ごそっと取れて、ママにハサミ渡して、『切って』って。ママが泣いちゃって」と振り返り、「フランシスコ・ザビエルですよ。(ここ)笑うとこですよ」と気丈に笑った。 右胸全摘と同時に、脇のリンパ節にも転移しており、切除。切除したリンパ23個のうち「7個」ががんだったことが分かった。手術から8日後に帰宅したが、「脇はやっぱり痛いんだよね」「胸が痛いの…」と涙ぐんだ。今後は抗がん剤治療と放射線治療を半年続けるという。 ピンク系の金髪のウィッグを何種類か使い、つけまつ毛など美容にも手抜きをしないアンナ。一方で「『がんになったんだから、がんらしくしとけ』ってアンチコメントもあるんです。でもこの病気、どうしてもうつになっちゃうんです」と大好きな美容も頑張ることで、メンタルを保っている部分もあると話す。 仕事も続けており「お仕事ないと治療費払えないから」と笑い、「『親の遺産があるんだから払えるだろ』(とか言われる)。そんなにみんなが思ってるほどお金持ちじゃない」と笑顔を作りながら話していた。