監督・堤幸彦×主演・仲間由紀恵『STEP OUT』公開日は3.7に ポスター&特報解禁
<コメント全文>
■仲間由紀恵 撮影場所の1つであるコザ、本土の方がイメージする戦後の昔ながらの沖縄街、という感じでしょうか! 馴染みのない私はそれと同じようなイメージを持ちながら、ワクワクした気持ちで現場にいました。自分の生まれ育った街とは、全く違う沖縄があり、どこかノスタルジックな雰囲気がカッコいいなと感じながら、あ、そうだ、芝居しなきゃと我にかえり、楽しんでいる自分がいました。 朱音は、様々なことを心に抱えながらも、なんとか明るく2人の子供を育てている母親役。居た堪れない気持ちになることが何度もありましたが、soulくん、怜音ちゃん、本当に愛おしいと感じられる子供たちと、この物語を作ってこられて本当に幸せでした。 他にも、素晴らしい出演者の皆さんと、私の夢でもあった沖縄の地で映画を撮ることができて、関係者スタッフの皆さまに感謝しております。 そして、何より久しぶりに信頼する堤監督とご一緒できて夢を叶えて下さった事、心から感謝をしつつ、是非これからも沖縄の作品を撮り続けていただきたい、、そして、それら全てにちょっとだけ出演させていただければ、、と願っています(笑)。 ■堤幸彦監督 久々に沖縄市を訪れてみた。夜の小さなダンス教室で一心にステップを踏むキッズ達が眼に止まった。ストリートの大人たちが飲んだり騒いだりする中で、キッズ達は素敵な汗をかいていた。それをにこやかに見守るファミリー。 すべての始まりだった。 エンタメの現在地とかどうでもいい、もっと純粋で無垢な魂の煌めきが撮りたい。そう思った。 久しぶりの仲間由紀恵さんは変わらぬキュートさのなかに、島人の複雑さも背負い、母として「10代の夢」を応援するという難役を見事にこなしてくれた。流石である。そして楽しかった。 現地キャストの皆さんの輝きは言わずもがな。素直に「いい!」「かわいい!」「オッケー!!」とまるで孫を愛でるようであった。まだいないけど笑 さらに現地スタッフの明るくタフなはたらきに深謝! 実はこれこそがこの映画がうみだした「本当の成果」かもしれない。 こういう「映画」に出会えてよかった! ぜひ地球上の沢山の方々にご覧いただきたい。