勝利をたぐり寄せたのはキラートリック「第6回マイナビ日本スケートボード選手権大会」女子ストリート種目
今年の日本一を決める大会「第6回マイナビ日本スケートボード選手権大会 supported by Murasaki Sports」のストリート種目が東京都立川市のムラサキパーク立川立飛にて2023年11月17日(金)~18日(土)に渡り開催された。 今大会は先日開催されたパーク種目と同様、来年度のワールドスケートジャパン強化指定選手及び特定育成選手の選考を行う重要な大会。また来月12月に東京で初開催されるパリオリンピック予選大会「ワールドスケートボードストリート世界選手権2023」の前哨戦としても日本中から国内トップ選手たちが集まった。今回は東京オリンピック金メダリストである西矢椛や銅メダリストの中山楓奈は不在となったが、日本人別の世界ランキングトップ選手である赤間凛音、先日中国で行われたアジア大会で3位になった伊藤美優や、今年9月にスイスのローザンヌで開催されたパリオリンピック予選大会の「World Skateboarding Tour: Lausanne」で西矢に続き準優勝となった織田夢海が出場し、今年の日本一を決める大会としてふさわしい顔ぶれとなった。 決勝は全31名の出場者の中、予選・準決勝を勝ち上がった合計8名で競われる形。今大会のスタートリストは杉本二湖、大西七海、藤澤虹々可、中島野々花、伊藤美優、赤間凛音、松本雪聖、織田夢海の順だ。 決勝フォーマットは、45秒間のラン2本に加えてベストトリック5本にトライする中から、ベストスコアであるラン1本とベストトリック2本の計3本が合計得点として採用される形となった。なお今大会のコースは今年オープンばかりの関東最大級のスケートパークであるムラサキパーク立川立飛。クオーターやステア、レッジそしてレールなど多種多様なセクションを有するこのコースを使って、いかに高難度かつオリジナリティのあるトリックをメイクし、ランとベストトリック共にハイスコアをまとめきれるかがこの戦いの焦点となった。
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