【要注意】お店の支払いを「QRコード」で完了→その直後に「身に覚えのない決済」が! もしかして“詐欺”!? 手口と対策を解説
二次元バーコード詐欺の被害に遭わないために
二次元バーコードの盗撮を防ぐために、使用時以外は支払いバーコードが表示されているページを開かないようにしましょう。レジが混んでいるときは、スムーズな支払いのために画面を表示してレジに並ぶ人もいるかもしれませんが、長時間画面表示をしていると盗撮リスクが高まります。 支払い画面を表示しておきたい場合は、その1つ手前のページまでにしておくか、他者に見られないように画面を隠しておく配慮をしましょう。 支払い時は、画面をのぞき込んだり、スマホを近づけるようなしぐさをしたりする不審な人がいないかも確認するようにし、決済が終わったら速やかにバーコードのページを閉じるようにしてください。 また、二次元バーコードを読み取る際には、「出どころがしっかりしているか」を確認し、あやしいと思ったら安易に読み取らないようにしましょう。これは二次元バーコードに限らず、メールに添付されているURLにアクセスする際も同様です。 ポスターや掲示物に付いているコードを読み取る際も、正規のポスターだからと油断せず、上から別のコードが貼り付けられていないかチェックすることも忘れないでください。
まとめ
二次元バーコード決済の普及に伴い、便利さが増す一方で、それを悪用した詐欺も広がりつつあります。詐欺師は巧妙な手口でだまし、金銭的被害を引き起こすため、便利さだけに注目するのではなく、利用時には危険が伴っていることを自覚することが大切です。 被害に遭わないためにも、二次元バーコードの取り扱いには十分注意し、二次元バーコードの盗撮や不審なリンクとコードに注意しましょう。 出典 警視庁 QRコードトラブル編 警察庁 フィッシング対策 執筆者:渡辺あい ファイナンシャルプランナー2級
ファイナンシャルフィールド編集部