山崎香奈アナウンサー 「博多大丸の本社に来ています。来年の福袋の準備が進んでいます」 会議室では、来年の福袋の内容を決める話し合いが行われていました。国産肉の詰め合わせ２．５キロで１万円。人気の化粧品セットは６割引きで企画します。 大丸福岡天神店の初売りでは、今年より５０００個多い、約２万個の福袋を用意する予定です。 博多大丸　箱崎純史さん 「物価高で消耗品、生活雑貨に集中。干支にちなんだ面白い企画の福袋を準備しています」 テーマは「物価高対策の応援」です。こちらは鹿児島産の黒豚や黒毛和牛の詰め合わせで、重さは２０２５年にちなんで２．５キロ。価格は１万円です。産地直送のため、専用の注文カウンターを設ける予定です。こちらは、フランスやイタリアの赤ワイン６本セットで６６００円。 一方、この積まれた箱は日本酒と缶ビール。お歳暮ギフトを解体して福袋として 販売しますが、非常に重い！ 総重量は約１０キロです。来年の干支・巳年にちなみ、「ヘビ～福袋」として展開します。 博多大丸　箱崎純史さん 「お買い得なものなので、頑張って持って帰るか配送してほしいという思いで、考えずに準備しました」 生活目線でありながら趣向を凝らした福袋がそろいます。それには理由が。 「２日ではなく、３日を初売りにする」 働き方改革の一環で２５年ぶりに２日を休業としました。 「従業員だけでなく取引先の関係者の働き方も守っていくのが一つのテーマ」 短期商戦の中、生活に寄り添った福袋で客の心を引き寄せたい狙いです。 一方、別の百貨店では。 博多阪急　大西裕美子さん 「博多阪急は話題性とお得感を詰め込んだ５０ー５０な福袋を準備しました」 福袋でフィフティ・フィフティ？　世界中を熱狂の渦に巻き込んだドジャース大谷選手の大記録にちなんだ福袋です。 にぎりずし５０貫に軍艦・巻きもの５０個のフィフティ・フィフティに、人気の銘菓「誉の陣太鼓」５０個と「なんばんショコラサンドシュガーロード・キャラメル」５０個のフィフティ・フィフティなどなど。 価格もフィフティ・フィフティで５０５０円。３倍以上の価格のものがこの値段です。さらに。 「お得感をギュギュッと詰め込んだ福袋を準備しております」 ギュギュッと牛を詰め込んだ福袋。熊本の阿蘇の草原で育った「あか牛」１頭分、約２００キロ、１０００人分相当が２０２万５０００円です。 いずれもネットで申し込みを受け付けていて抽選で１人が当たります。新年１発目の運試しになりそうですね。