【過剰人気馬を斬る!】切った1番人気馬が8連続で敗戦中 土曜は前走レベルの見極めが重要なポイントに
日曜午前のユーチューブ生配信や、運動理論馬券でおなじみの岡本将孝記者が、当日のオッズを見て〝過剰人気馬〟をピックアップ。「前走2着はレベルが低かっただけ」「直前の雨は割引」「内枠でモマれると不安」などなど。独自の観点を持ち、JRAの全レース全馬分析も行っている岡本記者だからこそ分かる、オッズの〝ゆがみ〟を指摘します!
【土曜東京10R・ノベンバーS】
午前11時41分現在、レガーロデルシエロが単勝3・1倍で1番人気となっているが、これは異常だ。本馬は1、2勝クラスと連勝中だが、かなり相手に恵まれてのもの。伸び盛りの3歳馬とは言え、3勝クラスではハッキリと力不足に映る。 ここはコントラポスト(2番人気3・2倍)の勝機だろう。現級では4→2→3→8着と来ているが、展開や相手があまりにも悪すぎただけ。特に前走の8着は、直線で進路がなく完全に度外視できる。特に雨馬場が気になる走法でもないし、ようやく順番が回って来たという感じ。
【土曜京都12R・3歳上2勝クラス】
午前11時52分現在、ロードマンハイムが単勝2・8倍で1番人気。現級での力上位は間違いないし雨も歓迎だが、ここはさらに強い馬がいる。 ガイアメンテ(2番人気3・0倍)の前走(小倉芝1800メートル)は、スタート直後に少し不利もあってスローペースのなかほぼ最後方という最悪な流れ。それを短い直線だけで差し切ったのだから力が違い過ぎた。体の使いかたも非常に良くなっていたし、昨年のGⅢ札幌2歳Sで1番人気に推された素質馬がようやく本格化した印象。その前走からさらに良化している様子で、ここも通過点とみる。
岡本 将孝