虎ノ門ヒルズオープンさせる森ビル 21人が入社
今年6月に虎ノ門ヒルズのオープンを控える森ビルグループの入社式が4月1日、都内で行われ、21人の新入社員が出席した。 新しい人材を受け入れた同社の辻慎吾社長は、「皆さんが生まれる少し前にバブル経済が完全に崩壊し、以来、日本はデフレ経済が続いた。皆さんの記憶には『元気な日本』のイメージはなかったことだろう。長らく続いた閉塞感を打破する起爆剤となるのが、『国家戦略特区』と2020年の『東京五輪』だ。 これからの5年、10年、しっかりとこの流れを掴み、やるべきことをやり遂げたならば、 東京の景色は今までとは全く違うものになる」と、あいさつ。 また、東京五輪開催時に“主力”となるべき人材に対し、「皆さんは今、歴史の転換点に立っている。変化の時代のダイナミズム、都市のダイナミズムを肌で感じて仕事ができる。 これは非常にラッキーなことであり、成長のチャンスだ」と激励した。