新型コロナ対策の補正予算案、参院予算委で実質審議入り
参院予算委員会は29日午後、安倍晋三首相ら関係閣僚が出席し、新型コロナウイルス対策を盛り込んだ2020年度補正予算案について実質審議入りした。 【動画】参議院予算委 安倍首相ら出席し実質審議入り
1番手で質問に立った立憲民主党の蓮舫参院議員は、5月6日に期限が迫った政府の「緊急事態宣言」の解除見通しについてただした。安倍首相は、感染者は新規でも累積でも増え続けていると述べた上で「5月6日に緊急事態が終わったと言えるかは、依然厳しい状況が続いている。ここで私が判断することはできない。専門家に分析してもらい意見賜りたい」と述べた。 延長・解除の判断をいつ発表するかについては「直前であれば大変な混乱がある。そういうことを勘案して判断したい。専門家の方々はギリギリまでデータを見たいということだが、学校の再開にも関わる。いつお伝えできるか協議している」と答弁した。 29日の基本的質疑は午後5時まで、30日は午前9時から午後3時過ぎまでをめどに行われる。その後、委員会採決を経て、同日の本会議で採決にかけられ、可決・成立する見通し。
《29日の質疑予定者と目安の質疑時間》
・蓮舫(立憲)25分 14:05~15:07 ・白眞勲(立憲)14分 15:07~15:42 ・宮沢由佳(立憲)14分 15:42~16:17 ・森ゆうこ(国民)25分 16:17~17:00