虚偽のスマホ契約で家電量販店のポイントだまし取った疑い 広島県警など3人逮捕
虚偽のスマートフォン契約で家電量販店のポイントをだまし取ったとして、広島県警組織犯罪対策1課と廿日市署は7日、廿日市市の派遣社員男(23)、広島市西区の無職男(23)、同区の販売契約社員男(30)の3容疑者を私電磁的記録不正作出・同供用と電子計算機使用詐欺、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで逮捕した。 逮捕容疑は、3容疑者は10代男性らと共謀。2023年12月17日、西区の家電量販店で、10代男性の架空の親族を使用者としてスマホの契約を申し込み、通信事業者に虚偽の情報を記録させた疑い。さらに契約時のキャッシュバック特典として家電量販店で使える4万4千円分のポイントをカードに付与させてだまし取った疑い。 同署によると、派遣社員男と無職男が10代男性と店を訪れ、売り場に勤務していた販売契約社員男が手続き。3容疑者は知人同士で、別の知人を介して男性と知り合ったという。男性の親が同署に相談して発覚した。同署は「捜査に支障が出る」として認否を明らかにしていない。
中国新聞社