金メダルを地元に報告 パリ・パラリンピック車いすラグビー日本代表の乗松聖矢、草場龍治が福岡県庁を訪問
パリ・パラリンピックの車いすラグビーで金メダルを獲得した日本代表の乗松聖矢(34)=熊本県荒尾市出身=と草場龍治(23)=福岡県朝倉市出身=が30日、福岡県庁を訪れ、頂点に立った結果を報告した。 ■疾走するドルーリー朱瑛里はこちら【写真】 日本は決勝で米国に快勝し、初の金メダルに輝いた。両選手は、ともに守備を支えるなどで快挙に貢献した。3大会連続で出場した乗松は「過去の2大会は銅メダルだった。ようやく金に届いて、夢に見た景色が見られてうれしい」と振り返った。初出場だった草場は「最高の仲間と最高の結果を出すことができた」と喜んだ。 両選手は、福岡市の車いすラグビーチーム「福岡ダンデライオン」に所属する。服部誠太郎知事は「大会前の『金メダルを目指す』という有言実行の成果を出して素晴らしい。今後は県のパラスポーツの発展にも力を貸してほしい」と祝福した。(松田達也)